一番古い記憶かは分からないのですが、小さい頃(3歳くらい?)にプールでおぼれたことを覚えています。
家の近くに25メートルくらいのプールがありました。プールの端から3メートルくらい中に入ったあたりで、父が僕を抱えていました。大人用プールなので当然僕の足は下についていません。
父が僕を離そうとしていました。僕はそれまで泳いだことは一度もありません。僕は大声で
「嫌だー、無理だー」
みたいなことを叫んでいたような気がします。父は「大丈夫、大丈夫」と笑っていました。
大丈夫な訳がないです。
その後父が手を離して、僕は少しずつ前に進みながら沈んでいき、ある程度進んだところで、知り合いではない女性のかたに救出していただきました。たぶん女性のかたはこちらの様子に気付いていて、あらかじめ助ける準備をしてくれていたのではないかと思います。
今でも昔話になったときに、たまに話のネタになります。