今日はちょっとしめっぽい話になってしまうと思います。
父が仕事をしていたころよく通っていた、蕎麦屋さんのマスター(店主)が亡くなったそうです。
父は仕事帰りにマスター(店主)のお蕎麦屋さんで、同僚とよくお酒を飲んだりしていて、母が夜9時過ぎころに、お蕎麦屋さんまで車で迎えに行っていました。
僕もお店に父を迎えに行ったこともありますし、家族でお蕎麦を食べに行ったこともあります。その時にマスターと話をしたりもしました。
夜お店に行くと、いつもお客さんと一緒にお酒を飲んでいたイメージがあります。明るく親しみやすい方で、マスターの人柄の良さがお店の雰囲気を作っていたように思います。
少し前にマスターが入院したという事は父から聞いていて、お店自体は1年くらい休業していたそうです。
マスターが亡くなったと聞いてまず思ったのが、"もうあのお蕎麦は食べられないのか"ということや、"あの場所(空間)には行けなくなるのか"という事でした。
今は僕はお蕎麦屋さんを探すときは、Googleの評価で星4つ以上のお店をリストアップしたりしてしまいますが、どこか機械を使ってお店を探しているような気がします。
蕎麦の味だけではなく、お店の雰囲気などをできたら昔みたいに人づてに知れたらいいのになと思いました。
マスターのお蕎麦屋さんのようなお店を僕もいつか見つけられたらなと思います。
本当に良い思い出を有り難うございました。
心からお悔やみ申し上げます。