映画「52ヘルツのクジラたち」を観てきました。
個人的には好きな映画でした。以下ネタバレを含みます。あと今日は内部リンクの練習をさせていただきました。
あらすじ
杉咲花さん演じる主人公は、高校を卒業した頃から(卒業する前から?)父親の介護を1人でしていました。母親は仕事のみで全く夫の介護をしようとはしません。
ある日父親が誤嚥性肺炎になってしまい病院に運ばれます。
母親は主人公に対して
「お前のせいだ」
「お前が死ねばよかったのに」
など心ない言葉を浴びせて暴力を振るいます。
主人公は父親の介護や母親からの暴力に疲れきって、走行中のトラックに飛び込もうとしているところを助けられ、そこから物語は始まります。
映画では父親を介護していた頃のシーンは昔の出来事で、それらのシーンは回想として描かれています。
感想など
映画を通して様々な人達の人生・生き方が描かれていて、主人公が色々な人に助けられながら成長していく様子が感じ取れました。
またそれらを演じる役者さん達の演技が本当に良かったです。演技をしている感じがなくとても自然でした。
映画ではヤングケアラーや親からの暴力(児童虐待)、育児放棄、トランスジェンダーなどの問題を扱っていて、それらが"52ヘルツのクジラたち"というテーマで上手く纏まっていた感じがしました。
僕はこの映画で家族の在り方について改めて考えさせられました。本当に色々な家族の形があるなと。
やっぱり上手く纏められなくてすみません。
映画の最後では、今まで安定しなかった主人公の人生がやっと安定するような兆しが見えて、何か観たあとスッキリする映画だと思いました。映画って良いですね。
最後まで読んでいただき有り難うございました。